もとのすけ日記
３/24（金）本会議前の全員協議会で３月定例会の最終日に提案された教育長の人事案件について、審議前に報道されるのは如何なものか！とある議員から意見がありました。即答は避けましたが調べてみると国会の人事については「事前報道ルール」というものがありました。これは２００７年の国会で「事前報道された同意人事は受け付けない」と申し合わせで作られたルールです。メディアの報道により同意人事が既成事実化し、野党の反対が封じられ、形骸化するのではないかを心配してこのルールの確立を図ったようですが、2013年に正式な提示の前に報道された国会同意人事案は受け付けないとする「事前報道ルール」の撤廃が合意されました。何故なら、メディアの報道と人事の適切、不適切は関係ないからであり、人事が適切かどうかは審議の中で判断されるべきもので、事前報道の有無で、人事が左右されるのは筋違いであるし、報道の自由にも抵触するからです。私見ですが、行政側には人事案の情報管理を徹底させた上で、提示前に報道された場合は、情報漏えいを調査させ、議運に報告するよう伝え協議していきたいと思います。
