もとのすけ日記
令和5年度太子町一般会計決算状況は、歳入総額は12,600,315千円で対前年▲427,557千円(▲3.3%)減少し、歳出総額は12,319,215千円で、対前年▲376,460千円(▲3.0%)といずれも減少しています。収入減の主な要因は、子どものための教育・保育給付交付金などの国庫支出金が▲205,403千円減、町債が269,358千円減少したことによるものです。また支出減の主な要因は、ふるさと応援基金積立金や町内お店応援商品券交付金の皆減によるものです。尚、網干駅外道路整備事業等、合計9事業(46,725千円)を翌年度に繰り越しました。
今後、急速に進展する少子高齢化に伴う人口減少など中長期的な課題に加え、物価上昇による景気後退懸念、社会保障費の増加、老朽化していくインフラの更新など、太子町も緩やかとはいえ多くの課題に直面している。状況の変化を的確に捉え、限られた財源の中で、歳入の確保と歳出の削減を図り、効率的かつ効果的に事業執行し、持続可能な町政の運営と町民福祉の増進を図ることを基本として、人口規模に合ったまちづくりを共に目指して、住民幸福度の増進を進めていく必要があります。
そのためには、恐れることなく、事業の廃止(スクラップ)をしながら、時代に合った事業の構築(ビルド)も進めていかなければなりません。(エラスティック=伸縮自在)に。