もとのすけ日記

子育て10万円を年内一括給付へ

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太子町議会は17日、本会議を開き、町が同日提案した総額138億1918万円とする2021年度補正予算案を含め、18議案を可決、同意して11月29日から19日間に亘る12月定例会を閉会した。追加補正予算案は新型コロナ禍で厳しい状況にある子育て世帯に早く支給することを重視した18歳以下への計10万円の給付について、年内に現金一括給付する費用が盛り込まれ、全員賛成で可決した。ほかに、町内2業者に800万円の損害賠償請求訴訟を起こす2議案はいずれも賛成多数(8:5)で可決した。本議案審議に臨んだ姿勢としては、本会議前の全協で議員間における討議、議論すべき論点の洗出しなどについて疑義が生じ、施工ミスによる監理上の注意義務違反を認める傾向がある。当事者間の意見聴聞も十分ではなく、委員会の質疑に対し当局の応答は言質を取り、訴訟していると判断できず反対した。
個人的な思いは、裁判(訴訟)ではなく、できれば話合いで円満に解決したいという、裁判所の「民事調停」のような手続ができなかったのか。お互い対応の負担がとても重いのが実情で、双方の立場から、的確に紛争解決することを切に願う。