もとのすけ日記
3日から4日にかけ7人による一般質問で町政全般に関し、行政側に現状や見通しなどを聞いた。新型コロナウイルス禍で地域経済が低迷する中、暮らしやまちの活力をどう維持していくのか。近い将来、深刻化する少子高齢化や人口減少への対応、地域活性化策が課題となっている。そんな中、令和4年度のまちづくりに取り組む町長施政方針が出された。ポストコロナ時代において「新しい価値を加えた社会づくり」の具体的な考えは示されなかった。持続可能なまちづくりの理念のもと、恵まれた自然や風土で長年にわたり育まれた太子町の「人柄の和」を強みとして、自立的町民力・地区力を結集することにより、誰もが活躍できる豊かな暮らしを実現し、たとえ人口が減っても町民一人ひとりが住み慣れた地域で安全で安心して暮らし続けられる「暮らしやすさを実感できるまち」テーマを発信する。実現するためのコンセプトは①サテライトオフィス・ワーケーション係る施設の充実②新庁舎周辺も含めた道路網・インフラ環境の整備③民間活力の導入④EVなど蓄電機能の活用による再エネ導入の促進⑤水素エネルギーの利活用⑥マッチング(サイト)、JV、コラボ、アライアンスなどといった異業種間の協業によるモノから「コト」へ付加価値の創造など20年後の未来をイメージするビジョンプロジェクトが必要ではないかと強く感じた。